百名山を目標に山に登っている方は多いでしょう。
なにをもって百名山とするのかと言えば、
一般的には深田久弥の著書「日本百名山」と言うことになります。
作家の人間性と作品のクオリティは全く別の事柄だとは思います。
私個人は不倫は文化で良いという考えなのですが、
百名山好きの登山者には、不倫許すまじ。ギギギ!!って考えの
女性も多くいることでしょう。
まあ、そういう観点から見ますと、深田久弥はクズです。
そして、彼の為に人生の一時期を生きた元妻の北畠八穂は正に
天賦の才を持った女流作家です。
私は40年近く前に読んだ、彼女の著書「2じょうまの3にん」の
先見性に今でも尊敬の念を禁じ得ません。
深田久弥の人間性に関してはwiki先生にでも聞いて頂くとして、
自分が行っている行為の元ネタを書いた人間を知っておくのは
悪いことではないかもしれません。
目指そうと「山は唯そこに在る」という絶対的な事実は変わることは
ありません。くっついたり、離れたり、変わるのは常に人の心の方
である訳で。