2017-07-12 二つの作品 読書 この国には何でもある。 本当にいろいろなものがあります。 だが、希望だけがない。 「希望の国のエクソダス」 村上 龍 それぞれが何かを犠牲にして、引き換えにして、 自分にとっての楽園を手にする。 それが他人からみてどんなに奇妙で滑稽であっても、 自分が求めたものなのであれば、それは覆せない。 「楽園」 宮部 みゆき 国家を動かし、新しい国を作ろうとした少年達。 息子とのささやかな暮らしを望んだシングルマザー。 ベクトルは違いますが同じ意味ですね。