ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズに登場する
ギャングの殺し屋ヴィニィ・モリスは大好きなキャラクター。
粗野で下品で欲望に忠実。下ネタも言いますが、必要とあれば
微動だにせず、長い沈黙も厭わない。
このシリーズの主人公探偵スペンサーはマッチョでやり手ですが
基本的には都市生活者です。そして健康志向。
度々、カフェイン断ちにチャレンジします。
二人が組んだ仕事の際に車内で張り込みを行います。
「それはなんだ」?
「デカフェだ」
「コーヒーはブラックか飲まないかだ」
と、非常に格好良い会話が行われます。
痺れますね☆
因みにこのヴィニィさん、スペンサーと相棒ホークのウィット
に富んだ会話などにはまるで興味がないのですが、いざと言う
時は、この凄腕の二人より素早く銃を抜き標的を始末します。
なんとも魅力的です。
残念ながら作者のパーカーさんはお亡くなりになってしまいました
が、存命中にこのヴィニィのスピンオフを書いて欲しかったです。