10年前に買ったママチャリ。
シルバーの味も素っ気もない国産品。
全く愛着も無く乗り続けてきたのですが、
「道具」としてはこれ程完成された物も無い。
雨の日も雪の日も、酷暑の駐輪場に日中置き去りにされても
時々、チェーンに注油をするのとタイヤに空気を入れる以外、
全くのノーメンテナンスで平日は毎日酷使しているのに
ノートラブル。もう、何千キロ走ったのだろう?
流石にソーラー式のテールランプは点滅しなくなって
しまいましたが。。。。
先日、サドルがぐらぐらするなぁ~と思ったら、
土台に固定するステーが左右共、経年劣化で折れてしまいました。
仕方が無いので、あまり使っていないもう一台の自転車から
移植しました。これで、あと数年は乗れるでしょう。
しかし、これだけ使い込んでもやっぱり愛着は沸かない。
でも、いつも私の生活を支えてくれる。
これは、人と道具の理想的な距離なのかもしれません。
今の職場に通い続ける限り、使っていきたいと思います。
逆に、この自転車が動かなくなった時は、なんとなく会社を
辞める時になりそうな予感がします。