雨後雨

いつも降っています。日差しがあっても。

ツェルトを買いました

バックカントリーシーズン到来。

エマージェンシーギアの一つ、ツェルトを新調しました。

ツェルトと言うのは骨の無いテント型のナイロンのシート

のような物です。

登山で悪天候の際や遭難してしまった際に、主に被って

体温の低下を防ぎます。

吹きさらしの中で一晩過ごすのと、この薄い布一枚で

外気を遮断出来るのとでは、それこそ天国と地獄の差があります。

ツェルトを所持していれば助かった命も数多くあった事でしょう。

 

    f:id:bluekana:20171216231351j:plain

 

これまで使用していたのはモンベルのシンプルな底割れタイプ。

93年に購入して20年以上使いました。

オプションのポールと張り綱も併せて、積極的にテントとしても

活用していました。

若い時は、そんな元気もあったのです。

槍ヶ岳に登った際に天候待ちで槍沢で二泊したこと。

瑞牆の岩峰をソロクライミングした際に、岩の上でのビバーク

色々な想い出があります。

しかし、UL(ウルトラライト)タイプではないので、

重くて大きいのでソロのスキー装備としては現在の私の

使い方とはマッチしません。

流石にテントとしての利用は年齢的に厳しいですし。

そこで、被って使う事に特化した軽量コンパクトなタイプに

買い換える事にしました。

 

 

    f:id:bluekana:20171216232556j:plain

 

 Juza Field Gear

エム・シェルター1 ウルトラ・ライト 

 

色々と検討した結果、この製品にしました。

ファイントラックのピコシェルターも捨て難かったのですが、

完全なフロアレスは経験上、風の巻き込みが不安だったので

そこが決め手になりました。

ボックス構造であるかどうかはあまり気にしていません。

重量は180g以下と言う希望を満たして170g。

収納用のスタッフバッグが余裕を持ったサイズなのも良いですね。

折角、さっと取り出して使えるタイプを購入したので、

悪天時の休息等に積極的に利用していこうと思います。