登っていた時期も登っていない時も、
いつでも探しています。
明け方の街 桜木町で こんな場所に来るはずもないのにw
はい、探し物は岩です。
オリンピック競技にもなって日の目を浴びていますが、
日本では永らくマイナーなスポーツでした。
ボルダリングの語源は「boulder=大きな岩」。
これは通常ロープを付けないで行います。
落ちても死なない程度の高さで行いますが、着地のコントロール
も含めて突っ込むか止めるかは自己責任。
私の周りにも大けがした人は多数います。
それとは別にロープを付けて行うのはリードクライミング。
ロープを使って確保してくれる人をビレイヤーと言います。
クライミングの世界には本当にあれこれ色々な「事情」って
ものがありまして、私はそういったあれやこれやが苦手なので
もう随分と前からこの世界とは距離を置いています。
そんな私の唯一の接点が冒頭の岩探しです。
まあ、大きな壁は関東一円に至っては虱潰しに開拓されて
しまっているので、私はもっぱら釣りやバイクツーリングに
出掛けた際に、クライマーがやって来そうにない場所に眠って
いる小さなボルダーを探しています。
尤も、見つけたからと言って勝手に登って良い訳ではありませんし、
そこにも色々なルールが存在します。
まあ、そんな訳で今は唯、登攀の可能性のある岩の存在を
確認すること自体が楽しみなのです。
そんな私の最近の大発見。
薄っ被りの凝灰岩。
上部に蔦はあるものの、このすっきり感。
抜け口の傾斜もこれぞボルダーという感じです。
加えて道路脇でアプローチゼロ。
ホールドは薄いエッジと1~2フィンガーのポケット。
見てるだけでドキドキする滑らかさ。
と、ここまで書いて残念ですが、この岩は個人の所有地の中。
上物は建っていないので、岩ごと所有者に交渉して土地を売って
もらうことは可能かもしれません。
と言うか、場所も良いし私が買えば良いのかな?
多分、1級から3段位の課題が設定出来ると思いますので
鍛えなおして老後の楽しみとするのも良いかもしれません。
運ぶことが可能なら我が家の庭に。。。。。無理か。
まあ、動かした時点で傾斜も変わってしまいますので、
課題としての価値も変わってします。
やはりこれは、発見しただけで幸せを感じることが出来た。
それで満足すべきなのでしょう。