雨の中の低山歩きは良いものです。
レインパンツだけ履いて傘を差すのもアプローチなら
有りでしょう。
ツェルト(フレームの無いビバーク用のテント)の中で
折り畳み傘を広げるのは、高校生の頃に読んだ遠藤甲太氏の
中々、快適な裏技です。
雨で停滞が確定したテント泊は寝れるだけ寝て、読書三昧
(本を持って行ければ)の出来る贅沢な時間。
テントを叩く雨の音はどんなリスニング曲より落ち着きます。
個人的には夏の低山歩きなら毎回雨であって欲しいとさえ
思ってしまいます。
薄い布の向こうとこちら。
まあ、生きてるってそんなことなのかもしれません。
内向きになって、時々自分のことを深く考えすぎるのは
そんなに悪いことではないのでしょう。