読書
最近読んだ漫画。 「だから私はメイクする」 漫画:シバタヒカリ 原案:劇団雌猫 メイクに関する短編集です。 話の内容は良いのですが、絵がかなりベタです。 でも続編が出たら買ってしまう気がします。 「カルト宗教信じてました。」 たもさん ~「エホバの証…
「パッピュンボーイ1・2巻」 原作/黒木健介 漫画 村上としや 私が中学生の頃に月間マガジンで連載していました。 最近、エアガンで遊ぶことが多いので、ふと思い出して読みたく なりました。 ところが、例によって密林で古本をオーダーしたところ、 ショップ…
お盆が終われば、少しずつ秋の気配を感じますね。 一年で一番好きな季節です。 読書も進みます。 そんな訳で、昨日は書店に行きました。 ジョン・ハートの新作を購入。 「終わりなき道・上」 この作家は骨の有る作品を書きます。 デビュー作の「キングの死」…
konomanga.jp 連載終了後もじわじわと巷に浸透している 「たそがれたかこ」 バツイチ45歳のたかこさんの人生への諦めと再生を描いた漫画です。 多分、こう言う方は世の中に多数いらっしゃる事でしょう。 この主人公もそうだった様に、趣味を持つのと片思いで…
局アナの時もフリーになっても、 「私の仕事とは伝えること」だそうです。 でも、加藤綾子はジャック・ロンドンにはなれない。 私は綺麗なお姉さんが好きだし、無条件で正義なのですが、 美しさを何かとトレードした人間は代償を支払わなければ ならない。 …
シルヴィア・プラスと言う女性詩人がいらっしゃったのですが まあ、詳しくはWiki先生の方が シルヴィア・プラス - Wikipedia 詩という分野のある地平を切り開いた それはつまり、生き方と同義ですが そんな素晴らしい詩人であり作家です。 言葉の選定という…
M嬢に貸してあげた魚喃先生の「blue」が返って来ないので 再購入。ひどいハナシだ。。。。。 手許に置いておかないと落ち着かない何冊かの本と言うものが あります。この作品はそんな一冊。
すっかり秋ですね。 読書量が加速します。 目が悪くなってしまったので、若い頃の様に年間100冊とかは 無理ですが、二週で三冊程度のペースで本を読める生活 リズムは幸せな事です。 そんな中、芥川賞を受賞した村田紗耶香の 「コンビニ人間」を読んでみまし…
「54±3」 なんのこっちゃ? 私が30代の頃に書いてみた小説のタイトルです。 400字詰で600頁位の自分としては長くて頑張った作品なのですが、 結局、なにかに応募することもなく、世に問う事も無かったフィクション です。 ストーリーは、長くて冷たい梅雨が…
北畠八穂 好きな作品 「2じょうまの3にん」 林芙美子 好きな作品 「浮雲」 幸田文 好きな作品 「きもの」 素晴らしきかな、日本の才女。 痩せたって女性は綺麗になる訳じゃないと私は個人的には考えるのですが、 あまり支持される意見では無い様です。 でも…
フランスかぶれの人は好きではないのですが、 中学生の頃に読んだ、サガンの作品はやっぱり大人の国を 感じさせずにはいられないものでした。 そりゃ、森瑤子が敵う訳がありません。 まあ、誰に聞いても最高傑作は18歳の時に書かれた、 デビュー作の「悲しみ…
大好きな魚喃キリコ先生の名作 「南瓜とマヨネーズ」の映画化作品がDVD&Blu-ray で この5月に発売となります。 主演はこれまた大好きな臼田あさ美です。 原作はこちらです。 魚喃先生の作品は、あんなにシンプルな線で描かれているのに どうしてこんなにも心…
「望郷」 湊 かなえ 島を舞台にした短編集です。 生まれ育った島への愛憎を描いた作品です。 そこに絡められたミステリー。 名手、湊さんの真骨頂です。 しかし、故郷というのは嫌いでも離れられない 厄介で愛おしい、相反するものですね。 関係ありませんが…
「山女日記」 湊 かなえ ミステリーでも悪人が登場するでもない、 湊さんの作品としては珍しい一冊です。 婚期を過ぎた普通の女性が、それぞれの悩みを抱えて 山に登る。そんな普通のお話です。 舞台となる山のセレクトと言い、流石は湊さんと思わせる 造詣…
10数年振りに「山と渓谷」誌を購入しました。 冬山のシーズン、年末年始と言う感じがします。 独身の頃は正月休みは雪山登山かクライミングツアー、 または山スキー~と、長期休暇を満喫していましたが、 今はそんな元気は微塵もありません。 混雑した年の瀬…
先の大戦を正しく描いた小説は少ない。 百田尚樹なんつーのは救いがない。 アホだ。 思ったことをそのまま書いてどうする。 どうせ直球なら、丸谷才一の描く徴兵忌避の方が千倍ましじゃ。 「笹まくら」は安倍晋三の言う事など聞く耳を持つ必要も無い ことを…
ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズに登場する ギャングの殺し屋ヴィニィ・モリスは大好きなキャラクター。 粗野で下品で欲望に忠実。下ネタも言いますが、必要とあれば 微動だにせず、長い沈黙も厭わない。 このシリーズの主人公探偵スペンサーはマ…
「プラージュ」 誉田哲也 訳アリの方が住むシェアハウスの話です。 WOWWOWのドラマ番はこちら。 読み進めていきますと、主人公はもう星野源しかイメージ出来なく なりますw 誉田先生もメインの連続物が忙しくて、この手の作品まで じっくり書き込む余裕は無…
「三度目の殺人」 是枝 裕和、 佐野 晶 是枝さんの映画作品の小説です。 映画の方には市川実日子さんも出演しています(愛) まあ、リーガル物ですね。 とは言え、舞台は法廷では無く、被告の人生を紐解く過程 にあります。小説は軽い感じなのでサクサク読め…
はい。言わずと知れた姫川玲子シリーズ最新作です。 竹内結子主演でドラマになった「ストロベリーナイト」のお話。 今回は短編集です。 前作「ブルーマーダー」のその後の話や、捜査以外のこぼれ話が 軽く読めて楽しです。 刑事物は昨今、超激戦区となってい…
「たびを」 花村萬月 厚いですw 1000ページあります。 しかも、2段。 400字詰で2500枚か? 凄い・・・・・。 19歳の青年がホンダのスーパーカブに乗って日本一周を する、一夏の物語だそうです。 長編バイク小説が無性に読みたくなって、以前購入したので…
レオン・ヴェルトとサン=テグジュベリの関係性は素敵だ。 それが辛い時代を生きた~と言う点を加味しても。 そして、今の私にはキツネが必要なのだ。 トゲトゲした心理状態を的確に収めてくれる。 私はこの作品が永らく嫌いだった。 それは、学生時代に福士…
「 「四度目の氷河期」 荻原 浩 夏です。 読書の季節です。 荻原浩という作家さんは、人の心の機微を実に繊細に理解してる 方だなぁ~とつくづく思います。 この作品は氏の一連の著作の中で目立った物ではありませんが、 隠れた名作です。 独りで子育てをし…
この国には何でもある。 本当にいろいろなものがあります。 だが、希望だけがない。 「希望の国のエクソダス」 村上 龍 それぞれが何かを犠牲にして、引き換えにして、 自分にとっての楽園を手にする。 それが他人からみてどんなに奇妙で滑稽であっても、 自…
砂田 弘 著/山中 冬児 絵 78年刊行。またもポプラ社です。 素晴らしい出版社ですね。 私が小学低学年の時に購入しました。 毎年夏休みになると、学校に出入りしている書店が営業 を行っており、生徒が先生から購入用紙を貰って学校を通して本を 購入すると言…
百名山を目標に山に登っている方は多いでしょう。 なにをもって百名山とするのかと言えば、 一般的には深田久弥の著書「日本百名山」と言うことになります。 作家の人間性と作品のクオリティは全く別の事柄だとは思います。 私個人は不倫は文化で良いという…
「森の生活 ウォールデン」 ヘンリー・デビット・ソロー シンプルライフを送りたいなら、まずは読むと良いのかもしれません。 19世紀の本ですが(日本では明治に刊行されました)、アメリカでは 国民的な古典書です。最近、ミニマリストと言う言葉をよく耳に…
「花いっぱいになあれ」 松谷みよ子 S55~H3まで小学1年の国語の教科書に載っていました。 誰しも記憶にある作品だと思います。 種を結んだ風船を飛ばす。 これは自分に利益のある行為ではありません。 辿り着いたどこかで誰かが拾い、種を蒔いてくれるのか…
航海物と漂流物という、児童小説黄金のテーマを両方楽しめる 楽しい一冊です。 中国からイギリスへ一番茶を運ぶチャイナクリッパーの競争を 描いた本作。小学高学年向きかな。 図書館には是非置いて欲しい作品ですね。 表紙や帆船の解説も素晴らしい内容です…
終了した筈のIWGPシリーズですが、第二章として復活。 マコちゃんは20代後半という設定です。 まあ、結局、石田先生にはこれしかないからね。 でも、設定に無理が出てこようと、マコトの一人称語りが読めるのは 大歓迎。もう、スペンサーシリーズの様にダラ…