雨後雨

いつも降っています。日差しがあっても。

子供

妻の人は子供が嫌い。

「赤ちゃんがのってます」ステッカーが貼ってある車が前を

走っていたりすれば、

 

「気を付けて運転しないとね~お前がなっっ!!」

 

居酒屋に子供連れで来ているお母さんグループと近くの席に

なったら即、店員さんを呼び、

 

「うるさい!なんとかしてっっ!!」

 

とにべもない。

 

唯、一応擁護しておくと、彼女は全ての子供が嫌いなのでは無く

躾の出来ていないガキと甘えたバカ親が許せないのだ。

テーブルマナーを習得するまでは、公共の席の食卓には着けない

という考えなのです。

なので、食事時のマナー及び生活全般の躾をきちんと受けた

ハーフの甥っ子のことは溺愛している。

 

対して、私は子供が好きだ。

一緒に模型を作ったり、釣りやキャンプに行けたらどんなに

人生が豊かだったろうと思う。

現在、その役目は愛犬がかなりの部分でカバーしてくれている。

スキーやキャンプ、登山に釣りまで小さな体で私に付き合って

くれる。唯、彼はやっぱり犬なので小学生が中学生になる様な

ことはない。何歳になっても可愛いベイビーだ。

そして、私は自分の遺伝子を信用していない。

祖父や父や私の生き様は基本的に同じだ。

どうしても、現代を生きるには厳しい。

陶芸家になるとか私小説を書いて身を建てるとか、

細く険しい道を歩むことが出来ない限り、凡そすべての面で

辛い思いしかしないだろう。

そんな事は無いと言う意見があるのは充分承知しています。

しかし、これは我が家系に連綿と受け継がれている特性なのだ。

どうにもならない。。。。

なので、10代の頃から、もし事情が許すのならば

里子を育てようと思っていました。

まあ、しかし、それはそんな簡単な話ではないですね。

妻の人は、自分の子供も好きになれそうにないのに、

そんなことが出来る訳が無いと言う意見です。

はい。それはそうですね。

 

まあ、そんな訳で我が家はDNKsです。

そして、愛犬は空調の効いた部屋で有史以来どんな生き物も

体験したことがないような優雅な生活を送るのでした。

私は次に生まれ変わったら、満島ひかりか彼になりたいです。