私の住む街で一番美味しいと評判のケーキ屋さん。
確かに美味しいです。
酸味のコントロールが素晴らしい。
でもなぁ。。。。。
こう言う作り方のケーキはどうしても私の味覚には響かない。
どうしたって、小麦粉と乳牛の本場であるパリのケーキには
敵わないではないか。
上記のお店の程近くに在る小さなケーキ屋さんのプレジェとシュー。
どんな事情があるのか、パティシエさんは凄い経歴の方。
素朴で本物のお菓子なのです。
私はイギリスで荒っぽい(要は雑)に作られたスコーンの信じられない
美味しさに出会って以来、精密な工業製品の様にケースに陳列される
日本の洋菓子に疑問を感じるようになりました。
これは私の個人的な味覚の話なんですけどね。
自分の仕事のスタンスにも直接関係することなので、食べ物の本質
というテーマは私にとっては重要なのです。