私、ロケット好き。
若い時、何機かモデルロケット作りました。
友人達とウォータージェットと固形燃料のハイブリットで
1000m以上の高度を獲得した機体を作ったりもしました。
20代最後の頃の楽しい思い出です。
民間の民間人のみを搭乗させたロケットが低軌道までの
宇宙旅行を成功させました。
ブースターは再利用するんですね。
エコですw
最年少の搭乗者(18歳)の旅費はパパが気前よく払ったとか。
なかなか笑える話です。
ロケット物の小説と言えば川端裕人さんの「夏のロケット」が
面白いです。この方、良い科学小説を書くんですよね。
高校生の頃にモデルロケットを作っていた仲間が大人になって
ロケットエンジニアになって本物のロケットを非合法で飛ばす
お話です。約10億円の資金は仲間の一人でミュージシャンとして
大成したメンバーが提供します。その彼は明らかに氷室京介をモデル
にしていて、そこも笑える読みどころ。
著者の科学へのしっかりした造詣が小説のベースとなっているので
背骨の通った作品になっています。
夏休みの感想文を書くにもお勧めの一冊。