少し前にある女性作家さんの作品を読みました。
その作品は自分の数代先まで祖先を遡るという内容です。
著者の祖父は私の出身地と同県。
そして、その数代先の出身地も我が家の家系と一緒です。
参勤交代や一次産業のフィールドの移動等によって、この様な事象は
昔の日本では良く起こった事です。
それはさておき、その著者の祖父の代からの生家の傍に、当時潜伏生活を
送っていた有名なプロレタリア作家さんが住んでいたらしく、
著者は若かりし頃の祖父はその作家さんと同じ町で同じ時を過ごし、
すれ違ったりしたのかもしれない~と思いを馳せます。
まあ、私も憧れる位その話は夢があります。
と、そんな1冊との出会いがあった訳なのですが~
ちょっと調べ物がありまして、母と電話で話していたら、
ふとした流れからそのプロレタリア作家さんの話になりまして、
そしたら母がその人の奥さん私が通ってた女学校の卒業生だよとのこと。
なんとまあ。面白い話です。
やっぱり人間て生きてるだけで楽しいものですね。
世界は広く人の世は意外な驚きに満ちています。
川俣川渓谷/吐竜の滝