え~私は私は無神論者なのですが、
この書籍は好きでずっと所有している一冊です。
「アガーフィアの森」
ワシーリー・ペスコフ
超要約しますと300年前にソビエトで分派した宗教の一派の
末裔家族が30年間に渡ってタイガ(密林)の中で自給自足の
生活を送っていました。それを地質調査のチームが発見
(実際には地元民との交流はあった)し世に知られることになります。
家族は亡くなって行き、最終的には娘のアガーフィア一人が残る
ことになります。彼女の文明との接触が非常に感動的に綴られて
います。私が高校生の頃に日本でも河野万里子さんの訳で出版
されました。
これを読むと信仰と幸福について深く考えさせられます。
いや、私にとっては信仰の部分はどうでも良いのですが
ブレずにひとつのことを信じて生きることの意義ですかね。
こう言うノンフィクションと出会えるのでやはり読書は乱読が
良いのだろうなぁ~なんて思ったりします。