今年発見した岩をもうひとつ紹介。
道の脇にひょっこり在ります。
画像で見るより大きい岩です。
左側は寝ていますが、傾斜の有る部分でラインを限定すれば
5級から1級位の課題が設定出来そうですね。
因みにこの級・段式のグレードですが、何故か武道では無く
ソロバンですw
始めはあるクライマーの方が冗談で言い始めたらしいのですが
いつの間にか定着して、国内では一般的に使用されています。
アメリカだとVグレード(V1~V16って感じです)。
フランスでは6a~8cなんて感じでグレーディングします。
但し、これはどこまで行っても登る人の体感です。
差異の体系は難しいものです。
まあ、グレードなんてちっぽけな話で、
岩はただそこにずっと在り続けた訳で、「登りたい」と言う
意思をもって対峙出来ること自体が奇跡の様なものです。
まだ見ぬ岩が私の辿り着ける場所、時間の内に存在して
くれている。
それだけで、永続的な幸福感を与えてくれるのです。