雨後雨

いつも降っています。日差しがあっても。

読書

サーカス 良書

オートバイの世界グランプリ。 80年代の前半はコンチネンタルサーカスと言う 別称で呼ばれたりしていました。 その頃は参加者はメーカーのマシンに乗るファクトリーライダー より市販車や自作のマシンで参加するプライベーターが主役でした。 ヨーロッパ大陸…

いつもいつまでも

秋は読書ですね。 本を読まない人生だったらどんな大人になっていたのでしょう。 意外と素直で信念のある人間だったりするかもしれませんがw (実際は真逆) 「コン・ティキ号探検記」 トール・ヘイエルダール ご存知のお話だと思います。 国語の教科書にも…

水戸黄門

秋っぽっくなってきた気がします。 秋、サイコー!! ずっと秋なら良いのにねぇw 秋と言えば読書。 予約しておいた石田先生の文庫が届きました。 「池袋ウェストゲートパーク 17 炎上フェニックス」 石田衣良 このシリーズも17作目となりました。 私は37歳…

遺伝子に神は宿らない。 それは親子になると決めた人間同士の絆にこそ宿るもの。 「宇宙船とカヌー」 ケネス・ブラウワー 時代はビートニクの嵐が吹き荒れベトナム戦争の カウンターカルチャーが若者の心を捉えていた60~70年代。 世界的な物理学者で宇宙船…

日本SF作家の巨匠 高千穂遥先生。 趣味の人で一度始めたらトコトン追求する方です。 バイク、スキー、自転車とそれぞれに。 作品としましては~ クラッシャージョウや ダーティーペアシリーズが有名です。 私はこの手のSFはあまり好きではないので観たことは…

死んで花実が咲くものか

安倍さんが亡くなって一年ですか。 山上さんがやったことはテロですが、テロを100%否定してしまうと 60年代のターフロッジに生まれたIRAプロヴォの孤独なスナイパーの 人生も全て否定することになってしまう。 何が正しいのか判らないけれど、私の中でそれ…

ワクワクします

また芦澤一洋先生の復刻本を購入しました。 70年代から80年代に掛けてのアウトドアギヤを描いたエッセー 「アウトドア・ものローグ」と「自然とつきあう50章」の二冊が 合本復刻文庫となった本書。 芦沢先生は文章から思想や哲学が滲み出ていて、 それでいて…

登攀者

「岩壁よ おはよう」 長谷川恒男 長谷川さんは60年代から80年代に掛けて活躍された日本を代表する 登山家です。 ヨーロッパ三大北壁(アイガー、グランドジョラス、マッターホルン)の 冬季単独登攀に世界で初めて成功し、当時他に類を見ない程の圧倒的な 実…

そう言えば許されると思ってるんなら

マイノリティーを描いた作品かどうかなんて全く関係なく、 よしながふみ先生の「きのう何食べた?」は素晴らしい作品だ。 そんなことは原作を読んだことのある人なら誰だって知っています。 あの世界観を人気漫画にしてドラマ化までされる。 更にそのドラマ…

軽整備

先週末の続きです。 秋の様な爽やかな風が抜けるのでウッドデッキで読書。 「残照の頂」 湊かなえ ドラマ化された「山女日記」の続編です。 ノンアルコールビールで健全な時間w 2時間程読書をしてからバイクのメンテナンス。 まずは空気圧のチェック。 リヤ…

ぱっとしない

「星の子」 今村夏子 宗教物です。 まあ、心の拠り所は人それぞれ。 でも、今度とお化けと神様は出たことが無いんだよなぁ・・・・・。 「図書館にある本」って感じの内容です@抽象的 瓶入りのティラミス。 チョコレートとストロベリー。 見た目は可愛いで…

サラダと本と

大根とカイワレとホタテのサラダを作る。 太めにカットしたので歯応えが良かった。 繊細さとは程遠い。我粗にして野ナリ。 芥川賞受賞作「1R1分34秒」 町屋良平 を読んでみる。 暇つぶしにもなりませんでした。 50分程で読了。 勿論、灰にもなれないよ。 ボ…

面白いな

少し前にある女性作家さんの作品を読みました。 その作品は自分の数代先まで祖先を遡るという内容です。 著者の祖父は私の出身地と同県。 そして、その数代先の出身地も我が家の家系と一緒です。 参勤交代や一次産業のフィールドの移動等によって、この様な…

秋~石田さん

秋っぽいですね。 知性の季節。ずっと秋なら良いのに。 「絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV」 石田衣良 はい。石田先生のシリーズ。文庫になったので購入。 もう作品うんぬんは言いますまい。 でも、石田先生は空だったり季節感だったりを大切にする…

ロケット

私、ロケット好き。 若い時、何機かモデルロケット作りました。 友人達とウォータージェットと固形燃料のハイブリットで 1000m以上の高度を獲得した機体を作ったりもしました。 20代最後の頃の楽しい思い出です。 民間の民間人のみを搭乗させたロケットが低…

扉を開けて

ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」が日本で 映画化されるんですね。 ずっとずっと前に読んだなぁ。 ハヤカワや創元社は表紙のセンスが本当に素晴らしい。 この頃って、SF作品の在り方がちょっと見直されてる時期 でしたよね。ダニエル・キイスの作品…

品のある文体

芦沢一洋(あしざわ かずひろ)さんは70年代からアウトドアへの 造詣が深く、バックパッキングや釣りに関するエッセイや入門書に 優れた作品を残してきました。 残念ながら癌の為にお亡くなりになってしまったのですが、 一度読むと心に残り、何年か経つと必…

2 ⇒ 4

ロードレース世界選手権はその名の通り世界世界中を転戦して、 そのポイントで年間ランキングを争います。 長い歴史のあるレースです。 私が高校生の頃は、 80cc 125cc 250cc 500cc サイドカー の5クラスで開催されていました。 それ以前は50ccや350ccクラス…

デフォーやヴェルヌに夢中になった子供と言うのは読書好きになる 傾向にあるんではないかと思ったりします。 男子だけなのかもしれませんが、どうして海洋、漂流物っていうのは 胸躍るんでしょうね?? 同じような趣味嗜好の方は居るもので、ある方のHPに海…

DC

ファッション界の巨匠。 高田賢三氏がお亡くなりになりました。 コロナによってまた素晴らしい才能が。。。。 謹んでお悔やみ申し上げます。 高校生の頃に好きだった漫画。 飛んだカップルや特命係長でお馴染みの柳沢きみお先生の「SEWING」。 内気な主人公…

金曜の楽しみ

毎週、金曜日の帰宅時に町内に在る書店に寄っています。 今ではめっきり少なくなってしまった、所謂、街の本屋さん。 小説の棚は一列しか無くて、後は雑誌と文房具。 しかし、在庫のセレクトが中々良い。 そして、高齢のオーナーさんが矍鑠としていて気持ち…

判らない

子供の頃に読んだ児童小説や絵本。 タイトルや作者さんが判らなくても、薄っすらとしたストーリー を覚えていれば、検索を続けるかその手のサイトに質問するかで 必ずと言って良い程、作品名に辿り着くことが出来ます。 昭和世代にはお馴染みの学研から、年…

本当の本物

2次、3次利用を考えて最初の構想から・・・・・ まあ、あれだお金ってことよね? 「えんとつ町のプぺル」 にしの あきひろ (著) 絵本は大人が読んでも楽しいものだし、 どんな思惑があろうと、作品のクオリティでのみ評される べきかもしれないけど。 でも…

素晴らしきかな~釣り

作家で釣りの大好きだった開高健氏の著作。 「私の釣魚大全」 1978年刊行 文春文庫 ベトナム戦争の特派員だった開高氏が帰国後に雑誌に連載していた 記事をまとめたものです。 ミミズを掘る話から始まり、メコン川での釣りなど国内から海外 まで幅広い体験が…

飛語

随分、遅くなりましたがやっと読みました。 「すべての男は消耗品である。 最終巻」 村上龍 84年から34年間続いたエッセーのとうとう最終巻です。 感慨深いです。 基本的に書いてあることは屁理屈です。 また、その伏線の張り方がいやらしいので、過去には …

脱力

J・グリシャム。巨匠ですね。 映画化された作品も多数ありますし、 とても好きな作家です。 原子力潜水艦をめぐる巨額の横領を描いた 「パートナー」は記憶に残る傑作です。 しかし、この辺を境にキリスト教への傾倒が作品にも 表れ出します。 「テスタメン…

漫画

最近読んだ漫画。 「だから私はメイクする」 漫画:シバタヒカリ 原案:劇団雌猫 メイクに関する短編集です。 話の内容は良いのですが、絵がかなりベタです。 でも続編が出たら買ってしまう気がします。 「カルト宗教信じてました。」 たもさん ~「エホバの証…

射撃マンガ

「パッピュンボーイ1・2巻」 原作/黒木健介 漫画 村上としや 私が中学生の頃に月間マガジンで連載していました。 最近、エアガンで遊ぶことが多いので、ふと思い出して読みたく なりました。 ところが、例によって密林で古本をオーダーしたところ、 ショップ…

もう直ぐ

お盆が終われば、少しずつ秋の気配を感じますね。 一年で一番好きな季節です。 読書も進みます。 そんな訳で、昨日は書店に行きました。 ジョン・ハートの新作を購入。 「終わりなき道・上」 この作家は骨の有る作品を書きます。 デビュー作の「キングの死」…

生きてることが辛いなら

konomanga.jp 連載終了後もじわじわと巷に浸透している 「たそがれたかこ」 バツイチ45歳のたかこさんの人生への諦めと再生を描いた漫画です。 多分、こう言う方は世の中に多数いらっしゃる事でしょう。 この主人公もそうだった様に、趣味を持つのと片思いで…