バックカントリーシーズン到来。
エマージェンシーギアの一つ、ツェルトを新調しました。
ツェルトと言うのは骨の無いテント型のナイロンのシート
のような物です。
登山で悪天候の際や遭難してしまった際に、主に被って
体温の低下を防ぎます。
吹きさらしの中で一晩過ごすのと、この薄い布一枚で
外気を遮断出来るのとでは、それこそ天国と地獄の差があります。
ツェルトを所持していれば助かった命も数多くあった事でしょう。
これまで使用していたのはモンベルのシンプルな底割れタイプ。
93年に購入して20年以上使いました。
オプションのポールと張り綱も併せて、積極的にテントとしても
活用していました。
若い時は、そんな元気もあったのです。
槍ヶ岳に登った際に天候待ちで槍沢で二泊したこと。
色々な想い出があります。
しかし、UL(ウルトラライト)タイプではないので、
重くて大きいのでソロのスキー装備としては現在の私の
使い方とはマッチしません。
流石にテントとしての利用は年齢的に厳しいですし。
そこで、被って使う事に特化した軽量コンパクトなタイプに
買い換える事にしました。
Juza Field Gear
エム・シェルター1 ウルトラ・ライト
色々と検討した結果、この製品にしました。
ファイントラックのピコシェルターも捨て難かったのですが、
完全なフロアレスは経験上、風の巻き込みが不安だったので
そこが決め手になりました。
ボックス構造であるかどうかはあまり気にしていません。
重量は180g以下と言う希望を満たして170g。
収納用のスタッフバッグが余裕を持ったサイズなのも良いですね。
折角、さっと取り出して使えるタイプを購入したので、
悪天時の休息等に積極的に利用していこうと思います。