これが何かと言いますと、
「アンダートレー」
バイクのエンジンの真下に設置する受け皿。
サーキットを走行する際に漏れたオイルをコースに撒いて
しまうと大惨事になってしまうのでそれを防ぐ為に装着します。
全オイルを受けることが可能な容量が必要とされます。
レース用のカウルの場合はアンダーカウルにこの機能が
盛り込まれています。
私のはノーマルカウルに挟み込んで使うタイプ。
その為、マフラーやスタンドに当たる部分は自分で削って
フィッティングする必要があります。
素材はグラスファイバー(FRP)なので削るのは簡単なのですが
今回はセカンドハウスでは無く自宅のベランダでヤスリ一本で
形状変更を行ったので大変でした。。。。。
この複雑なカーブたるや!!
底に空いている穴は通常はプラグで塞ぎますが、
雨の日の走行の時はどんどん水が溜まってしまうので開放します。
一般道を走る際も開放しないと飛んでもない量の小石や砂が
溜まってしまい、普段下周りがどれだけ過酷な状況に晒されて
いるのか伺い知ることが出来ます。
普通のライダーには関係の無い完全なレーシングパーツですが
コースと周りのライダーと自らを守るための重要な部品です。