雨後雨

いつも降っています。日差しがあっても。

ロケット

夏と言うのは工作少年の血が騒ぐ季節なのでしょうか?

私は何故かロケット物の小説が読みたくなります。

 

 

 

 

「夏のロケット」

     川端裕人

 

川端先生は科学の知識をバックボーンに良い小説を書きますねぇ。

これは非合法のロケットを飛ばすミステリー要素の入ったお話。

資金を提供するミュージシャンは氷室京介がモデルになっています。

 

 

 

 

  

 

「2005年のロケットボーイズ

          五十嵐貴久

 

こちらは川端作品とは真逆でテクニカルな説明は一切無く

話が進みます。しかし、面白いです。

こちらはロケットでは無く10㎝四方のキューブサットと呼ばれる

超小型人工衛星を高校生達が作り上げると言う内容。

 

 

 

 

  

 

ロケットボーイズ

      ホーマー・ヒッカム・ジュニア

 

これはNASAの技術者の自伝です。

モデルロケットを製作するする為の試行錯誤は言わずもなが、

50~60年代のアメリカの炭鉱の町での生活が非常に興味深く

綴られています。

 


www.youtube.com

 

この小説は「遠い空の向こうに」というタイトルで映画化もされました。

 

 

ロケットや衛星を自力で作る。

なんともロマンのある話です。

そして、1950年代でも現代でも固形燃料や液体燃料でロケットを

垂直に上昇させるというのは容易いことではありません。

 

 

 

 

19歳。

2サイクルロケット少年だった頃の私の愛機

HONDA NSR250RG

 

おっさんになってマシンは4サイクルになりましたが

未だに気持ちはロケット少年。

実際やってることも財布の中身もあの頃と大して変わりませんw

人としても多少外ずらが良くなった程度で、

考えてることはバイクと愛犬君との想い出だけ。

それ以外のことは凡そ大したことでは無いし気にも留めてない

ってのが本音ですし、結局死ぬまでこの調子なのでしょう。

まあ周りは迷惑しているのかもしれませんが、きっと本人にとっては

幸せな生き方なんだろうなって思っています。