70年代から90年代の前半に掛けて、
登山用品店やアウトドアショップには必ず置いてあった
フランス製「グランテトラ」のアルミ水筒。
。
画像は上をクリックしてみて下さい。
丸型に角型、容量も0.25Lから1.5Lまで、
色も各色ありました。
私が奥多摩の低山を歩き始めて最初の頃に購入した山道具でも
あります。定石通り1Lの物を買おうと思っていたのですが、
食べ盛りの20代前半。水もよく飲んだので1.5L角型の赤を購入。
因みにこの水筒はアルミとは言え、内側は無害な樹脂でコーティング
されていましたので、人体への影響はありませんでした。
しかし、90年代の中頃。ペットボトル飲料が市民権を得たのと同時期に
店頭からパタリと姿を消してしまいました。
製造元の都合なのか、水筒容器の安全基準が問題だったのかは私は
存じませんが、兎に角、市場からは姿を消してしまったのです。
今はオークション等でかなり高額で取引されています。
当時は実用品として使っていましたが、今見ても実に愛らしい
形と色です。まあ手に入らいない今、人気が出るのも判ります。
私は散々愛用したグランテトラをどうしてしまったのか？
何故か思い出す事が出来ません。
確か、パッキンがダメになってしまったのと落として鋭角なへこみ傷
が着いてしまったので現役を引退してもらったような気がするのですが。
ステンレス製になって復刻してくれたら絶対に手に入れたいなぁ。
世はお弁当とマイボトルブームですが、
どうも私はあの赤いグランテトラと山や旅先で過ごした想い出が愛おしくて、
お気に入りの水筒を探そうと言う気になれないでいたのです。
しかし、やはり水を携帯する容器は「好き」な道具で有った方が良い。
ずっとそう考えていました。
そして、等々2代目「愛おしい水筒」を購入。
私の好きなメーカー「CHUMS」の0.65L。
このカツオドリのロゴが可愛いメーカーは最初、メガネのストラップ
でアウトドアファンに浸透しました。
こんな感じの製品です。
メガネクライマーは例外無く使用する程の人気商品でした。
アパレル系もシンプルで好感の持てるデザインの物が多く、
最近は妻の人もお気に入りで愛用しています。
折角なので愛犬君のも購入しました。
0.32Lで色はグレー。
スノーシューに行く時はお揃いの水筒で出掛けたいと思います。
色々な思い出が詰まった道具になっていってくれると良いな。
