雨後雨

いつも降っています。日差しがあっても。

 

  

私が20世紀最高の書籍だと思っている

ヴィクトール・エミール・フランクルの「夜と霧」。

 

「この本は冷静な心理学者の眼でみられた、限界状況における人間の姿の記録である。
そしてそこには、人間の精神の高さと人間の善意への限りない信仰があふれている。
だがまたそれは、まだ生々しい現代史の断面であり、政治や戦争の病誌である。
そしてこの病誌はまた別な形で繰り返されないと誰がいえよう」(「訳者あとがき」より)。

 

アウシュヴィッツに捕えられたユダヤ精神科医の記録です。

これは正に人間の記録の到達点です。

唯、それは残念ながら全てにおいて、一片の迷いも無く最悪な意味に

おいての到達点でした。

 

 

 

 

  

 

Me262 シュヴァルベ

ドイツは大戦末期には世界初のジェットエンジンの戦闘機を配備

していました。マイスターに支えられたこのテクノロジー

なぜ戦争なんかに使ってしまったのか?

死んで話を終わりにしようなんてあんなヒゲのおっさんの

熱に侵されてしまったのか??

小心者め。

 

なのでイスラエルの皆様。

ここはどうか自制の心を強くお持ちになって下さいまし。

極東のおっさんがそんな小声で囁いてもどうにもならんことは

百も承知なのですが。