私のバイクも購入後早や8年。
バッテリーは一度交換しているのですが、
そろそろ電圧が下がって来ました。
昔のキャブレター車と違ってインジェクションのバイクは
始動時に一定の電圧を下回ってしまうと電気信号がカットされて
セルモーターが回らなくなります。
当然、キックペダルもありませんし、この状態で押掛けを行うと
最悪、電装の一部がパンクしてしまいます。
ですのでバッテリー電圧の低下は絶対に避けなければなりません。
素直に新しい物を購入しました。
良い機会なのでバッテリーを通常の鉛タイプからリチウム
バッテリーに変更する事にしました。
鉛タイプは鉛と希硫酸の化学反応で電気を起こす訳ですが
リチウムバッテリーは「電池」です。液は入っていません。
リチウムバッテリーにも種類がありまして、
Li-Po リチウムポリマー
LI-Ion リチウムイオン
Li-Fe リチウムフェライト
代表的なのはこの三種です。
リチウムポリマーはハイパワーですが強燃性のジェルを使用
していまして安全度は低いのが難点。
リチウムイオンは電動自転車等に多く使われていますが
これまた絶対に安全とは言い切れないのが実情です。
リチウムフェライトは文字通り鉄なので安全性は抜群です。
そして軽い。1セル当たりの電圧は低めですが急速充電には
滅法強い。ですので今回購入したのもLe-Feバッテリーです。
重量は4分の1、体積は半分位です。
私のバイクは元々が超軽量なので重さはどうでも良いのですが
体積が減ってエンジンへの吸気通路が広がるのと、あれこれ
追加した電装品の格納スペースが得られるのが最大のメリット。
まあ良いバッテリーを使って後悔することはありません。
自家用車で移動される方も夏はエアコンフル稼働でバッテリー
にもエンジンにも厳しい季節です。
夏休みの前に電圧チェックだけでもしておくと良いかもしれません。